話題になっている超かぐや姫を見てきた。久々にいいなというアニメだった。劇中に出てくるボカロ曲は基本世代というのもあって、基本刺さるんだろうなと思っていたがその通り。話が王道にある程度沿っていたのもよかったのかも。後は、最近というか、君の名は以降だとは思うけど、話のテンポが早いのもあって、映画としてあっという間というのもこういう強く余韻を感じることにつながるのかなと。
前情報はあまり入れないで、見に行ったので、今度は小説とかガイドブックを見て、再度見たいなとは思った。それがNetflixか映画館なのかは置いておいて。もう一度見たいと思う映画は久々。どうしてかなと考えてみると、ハッピーエンドだから、最後の30分が消化しきれなくて、気になるとか細かい要素は多々あるけど、大なり小なり、みんな彩葉なのかなと思う。彩葉のようなハイスペックな人間でもないし、あそこまで身を粉にすることもできていない、努力もできていないし、才能はないと思う。ある意味烏滸がましいのかもしれない。だけど、息を殺す、どこか諦めている、何者ではない、やりたいこととはみたいな今を生きる人は多く感じるようなことの集合体が彩葉の立ち位置だと受け取った。それがあって、無意識に彩葉に自分を見る、物語の彩葉のよう成長したい、打ち込めるもの、自分の軸、目標を見つけたい、そうなりたいというのを強く感じて、いいなまた見たいという気持ちにつながっているのかなと。話的にはかぐやを通しての彩葉の成長と八千代への救済に見えるけど、彩葉の救済、彩葉に重なる人への救済の物語にも感じた。
ただ、これは自分なりに考えてみるとであって、そこまで考えなくても、純粋に話を楽しめばいいし、面白かった。実際にかぐやみたな性格がそばにいたら彩葉のようにキレそうになりそうだが、物語と見る分には好きなキャラ。作画も含めて、描かれ方は非常によかった。どこまでこのフィーバーが続くのかはわからないけど、久々に面白いコンテンツが出てきて、それに出会えたことに感謝。